摂食障害を治したいログ。

まだ痩せたいけどこのまま放っておくと死にそうなので摂食障害の克服を決意。自分の体をつかった人体実験ログ。

真面目に作戦会議編

【30秒でわかるこの記事のまとめ】

痩せながら治すとはいったものの具体案が乏しかったので作戦をしっかりたてようの巻。摂食障害におけるストレス源の特定と、食事改善に向けてルールを作ってみました。繰り返しになりますがあくまでマイルールであり、医学的根拠はないです。下手したら摂食障害が悪くなる可能性もありますので、くれぐれも鵜呑みにはなさらぬよう。ではいってみよう!

 

ブログの主旨、目的に関しては はじめに:このブログの趣旨 - 摂食障害を治したいログ。に書いた通り。「もうちょっと痩せたい」と、「摂食障害治したい」、この二つの両立を目指します。そうはいっても治療、ある程度の制限や規則を設けて、すでにおかしくなった自分の摂食感覚を普通に寄せていく矯正作業をしなくちゃいけません。まず、摂食障害で起きている大まかな問題をざっくり洗い出して見たいと思います。

 

現状、摂食障害の私に起きている問題。

完全に日々の生活を体重に振り回されている

これは一番ベーシックな話ですが、現状私は毎日の体重に一喜一憂しています。いや、一喜一憂どころの騒ぎではなく百嬉百憂くらいしていて、体重が減れば嬉しい、体重が増えれば憂鬱で死にたい……は日常茶飯事。もちろん口にするもののカロリーはめちゃくちゃ気になり、「何も食べない」か「食べて詰め込んで吐くか」の完全二者択一状態。それだけならまだしもひどい時は、「カロリーが低いけど重いもの(こんにゃくとかきゅうりとか)は一時的に体重が増えるのが許せなくて食べられない」という有様です。これはまずなんとかしたい。

合法薬物とはいえ薬品の乱用を行なっている

これやるとマジで医者で本当に怒られるので痛い目見たくない人は真似しないでください、あと失敗するとマジで死にます。私が飲んでいるのは、王道の薬局で売っているピンクの下剤(一時期1日60錠とか飲んでたけど最近は6錠とかでちゃんとお腹痛くなります)、海外から自己責任で個人輸入した食欲抑制剤リポドリンと、利尿剤ラシックス。体調が悪くなってもやめられないくらいこの三つには依存しています。ラシックスやらリポドリンやらに関してはリスクが高すぎるのに、結局体重が増える怖さに勝てません。

外食、他の人との食事が楽しめず罪悪感を感じる

外食つれえ〜〜〜!(叫び) みんなインスタで「焼肉〜♡」「パンケーキ〜♡」「ヒルトンのストロベリーフェア♡」ってやってるけどどうやって調整してるの……あなたの総摂取カロリーざっと計算したけど普通に太るよそれ……。でもそれを、たまのストレス解消として、友人とのコミュニケーションとしてできるのが健常な状態であることもまた頭では理解しています。現状私は外食めっちゃ辛いです。カロリーをわからないものを口にするのもしんどいし、自宅以外不特定多数の人が使うトイレで吐くのは衛生的にも精神的にもごめんだからです。

 

さて。上三つをまとめると、私の摂食障害の問題の主軸はこんなもんです。

  • 体重増加への異常な恐怖
  • カロリー摂取への恐怖感/コントロールできない食欲の波
  • 薬物乱用とそれによる体調の悪化

こんなところでしょうか。それぞれの恐怖感を克服するために、ある程度の目標設定をしようと思います。もちろんいきなり全部やるのは無理です。

作戦1 ) 体重を計る頻度を少し下げる

まず「体重増加への恐怖感」について。これはおそらく体重計に乗ることの制限で軽減されます。人間の体は二、三キロ単位でむくみ、宿便を溜め込み、その程度の体重移動は日常茶飯事。だから一日置きの体重変動くらいチェックしてもほぼ意味がないのです。ただ、無理して体重を把握できない期間が長すぎるとおそらくそれはそれで病むので、体重を計る周期を確定します。

私の場合は、ひとまず週二回にしたいと思います。週二回、月曜日金曜日の朝、シャワーを浴びる前何も食べていない飲んでいない状態で計測。往々にして、土曜・日曜は付き合いで食べたり飲んだりするので、月曜日の朝にどれくらい増えてしまったか確認し、平日の調整に生かしていくことが目標です。

この際なので、下剤・利尿剤などの薬品は飲んで良いものと設定しておきます(*注: 推奨しているわけではありません)。月曜と金曜の調整に向けて増えた数字を見たくなくて下剤利尿剤を使いたくなるというのは十分あり得ます。薬物依存からの脱却は、カロリー摂取がうまくいって、ある程度痩せたらうまくいくような気がしますので、とりあえず。優先すべきは体重計に乗らないのになれることです。

作戦2 ) カロリー摂取下限の設定

これは……難易度が高めですが……。カロリーの下限を決めて守れば基礎代謝に届かなくても、消費カロリーに届かなくても、まあひとまず良いとすること。もちろん、目指すべきは、"消費カロリー>摂取カロリー>基礎代謝"にしてスマートに痩せていくことです。それが一番飢餓のリスクも少なく、リバウンド率も低く、時間はかかるけれど確実に痩せます。

基礎代謝:寝たきりでも消費される、生命維持活動のために必要な最低限のエネルギー量の指標。

・消費カロリー:基礎代謝にプラスして、日々の運動(家事、通勤などを含む)によって消費されるカロリー。

私の場合は、だいたい基礎代謝は1040kcal程度、そして消費カロリーは1280~1480kcalくらいであるとの見積もりが可能です。

 

ここで思い出したこのブログの主旨! そう! 摂食障害は治す!ただし痩せる!

 

たとえば理論上、1kgの体脂肪を落とすために必要なエネルギーは7500kcalとされています。14日間で1kg体脂肪を落とそうと思ったら、目標制限カロリーは535kcal/日。1日の摂取カロリーを、だいたい700~900kcalに抑えれば、理論上体重は二週間で1キロ落ちることになります。

逆にいえば、700kcalは極力食べる。それでも痩せていくから、発狂せずに続けてみる。これをひとまず、4週間続けてみようと思います。

作戦3 ) カロリー計算を行う期間を広めにとる

これはほぼ作戦1と作戦2の統括ですが、月曜朝から木曜夜までを第一フェーズ、金曜朝から日曜夜までを第二フェーズとして捉えてカロリー計算をします。

第一フェーズ: 月曜朝〜木曜夜 目標摂取カロリー2800kcal~3600kcal

第二フェーズ: 金曜朝〜日曜夜 目標摂取カロリー2100kcal~2700kcal

ざっくりカロリー計算を行なって、片方のフェーズでカロリーを取り過ぎた場合にはもう一回スタートするフェーズで調整を行なっていきます。

 

本日のまとめ!

  • まずは体重計に乗るのを月曜日と金曜日だけにしてみる
  • 700~900kcalは食べたい! 

以上!